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ALVIS TD21 Sr.2 1962年

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今回ご紹介するクルマは大変珍しい「ALVIS(アルヴィス)」社製TD21。
日本ではもちろん世界的にも大変希少なお車、イギリス車なんですよ!
会社設立の1919年から約50年間に渡り作られた乗用モデルは25にも及び、
Tからはじまるモデルはアルヴィス社晩年に作られたモデルとして
TA~TFまでがラインナップされていました。
今回紹介するTDは1958年から1963年まで計1070台(多分^^;)生産された中の一台、
「シャシーNo,26836」でサルーンと位置付けられた2ドアセダンタイプ。
1987年に当時ヨーロッパ在住の日本人オーナーによって
日本へ持ち込まれてきたクルマとのこと。

注:アルヴィス社の詳しい内容はwikiでどうぞ^^;

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中でもこの車両に限ってはわずか二年間に289台(多分^^;)しか生産されなかったシリーズ2というモデル。エンジンは直列6気筒OHV2993ccでありながら115psのマックスパワーを持つ。ボディワークは高級車専門のコーチビルダーとして有名な「パーク・ウォード社」によるもの。偶然にもALVIS創業同年の1919年に創業した「パーク・ウォード社」。ロールスロイスの車名に使用されるほどその関係は深いことはご存じだと思いますがALVISともとても縁のあるコーチビルダーなんですね。ちなみに私が最初にALVISをネット検索した時には驚くほどロールスやアストン関連の書物や写真が関連付けされていましたからね、要はパークウォードとの関係が色濃い高級車メーカーであったことが分かります。ALVIS、当時はジャガー以上の高級車としての地位があったような。。。

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ALVISに関しては我々Evitaもまだまだ勉強不足ではありますがね・・・、
このクルマに関するコンディションなら自信を持ってお答えできます。
ボディの腐食もなく、塗装のノリやツヤは申し分ございません!
キャブやエンジン、ミッション機関も全く問題なく動作します!
6気筒エンジンの軽快なフィーリングがお楽しみいただけます!
足回りのゆるみなどもございません、シャキッとした乗り心地が味わえます!
多少のヤレ感はあるものの新車からのオリジナルとなる質感の高い本革シートはふくよかな厚みと相まってやさしいホールド感を持つ。そして趣のある上質なウォールナットウッドパネルが高貴かつ気品を感じるインテリアを演出、ガラス部分が多いのか自然光がサンサンと挿し室内はとても明るい。
写真の通り、多くのクラシックカーミーティングやラリーにもエントリーしていた車ですので、ご覧になった事のある方も多いのではないでしょうか?当然日常使用もなんなくこなす万能選手ですよ!

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気品と風格を感じさせる井出達でございます、当然襟を正して姿勢よく乗車していただくのが正当かと思います。ですが、Evitaスタイルとしてはラフにワイルドにチョイ悪風を気取って欲しいところ!  うちのボスが地で行くスタイルなんでね、どうしてもこういった〆具合になっちゃうんですよね(笑)。
ご興味のある方はご来店前にご連絡くださいませ~、しばらくfor saleですので♪

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Photo & Text by O.I