Case study

修理事例

ジャガーEタイプ クラッチペダル改良

先日ブレーキ周りの修理で入庫していたEタイプですが、

他にもメニューがあり、クラッチが重いとの相談を受けていました。

確かに他の車と比べても重いですね。この車両は6発の方ですが、

渋滞等ではいい足の運動になります。

という事でマスターバックを追加して軽くします!

クラッチマスターバック

取付ステーを製作して狭いエンジンルームに何とか固定。

海外から送られてくる専用バキュームホースは

直ぐにひび割れてくるので一旦フューエルホースで補います。

普通のホースでは圧力がかかった時につぶれてしまいます。

通常はこれで終了!!

試乗しました。。。。

負圧が安定せずペダルが軽い時と重い時の差がでてしまいました。

走っていて圧がかかるときはすごく軽いですが、渋滞や信号待ちでは

負圧が足りず重くなってしまいます。

そこで!!Uさんへ相談。すると中古のポンプがあるとの事!

それが下記のバキュームポンプ。

バキュームポンプ

負圧が足りない時にモーターで作り出す物。

走行テストしましたがかなりいいかんじです!!

キャブ車では限界がありますが、かなり軽くなるので乗りやすくなります。

ブレーキにマスターバックのない古い車両には追加マスターバック(倍力装置)

を追加する事により以前よりも利くようになります。

今回はそれをクラッチに使用しました。